イン本命舟券でついついはまってしまいやすい落とし穴とは!?

この本命はいける!と思って1号艇インの大本命を買ったのに・・・まさかの敗戦という経験はないだろうか?
もちろん勝負事に絶対はないということを理解していても、舟券を買う以上当たってほしいと願うのが勝負する側の心理だ。
今回はそんなイン本命を狙うときの落とし穴について考える。

スタート遅れや船足の悪い選手はわかりやすい

まずはわかりやすいケースから。インの選手が負けやすい代表パターンがスタート遅れだ。
スタートが遅れると1マークで後手を踏む形になる。まくられてしまうとほぼ1着の可能性は消えると考えていい。
まくられないように回ろうとしても他をけん制するように大きく回ってしまうため差しを許しやすくなってしまい、1着の確率が下がるのだ。

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インコースのスタート遅れは致命的。よほどの船足がないと挽回は厳しい

 

スタートの遅れそうな選手を1コースで買ってはいけないのは舟券の基本だ。
見分け方も比較的簡単で節間の成績を確認すればおおよその予想ができる。
節間が進むごとに選手の前走成績が並んでいくが、その中に必ずスタートタイミングが記載されているはずだ。遅いタイミングが多かったり、タイミングがバラバラの場合は注意が必要
今は本場で配られている出走表にも載っているし、ネットで調べればすぐに確認可能だ。

また船足が悪い選手もイン戦で敗れやすいので買ってはいけない。船足が良くない場合はスタートで遅れなくても1マークで競り負けてしまう可能性が高いからだ。
こちらの見分け方はスタートよりは難しいが節間の成績を見ればおおよそ予想はできる。着順の悪い成績が並んでいる選手は船足が良くないケースが多い。たまたま展開が悪くて大きな着順を取っている場合ももちろんあるが、見分けがつかない場合は見送る方が無難。「君子危うきに近づかず」だ。

スタートや機力に自信のない選手はコメントしてくれる場合もある。コメントが見れる場合はチェックしておくのも一手だろう。

伸びのいい選手が相手にいる場合は要注意を

見落としやすいのは相手に伸びのいい選手がいるケース。どうしても自分が買いたい選手に目が行ってしまうため相手に伸びる選手がいることを見落としてレースが終わってから後悔する、というのはありがちな失敗パターンだ。
この伸びる選手というのはインの天敵とも言える。同じように走って単純に前に出られてしまうため、選手の技術では対処の仕様がないためだ。

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2コースの選手に注目してほしい。スタート時は同じような位置にいるが
伸びが抜群によく、1マークまでに伸びきってしまう。

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直線を同じように走って前に出られてしまうと、インコースの選手としては抵抗のしようがない。テクニックではどうしようもない部分だ。
自分が勝負レースと思っているところにこういった伸びのいい選手がいるかどうかを見分けるのは意外と気を使う。一番の目安になるのは展示タイムで、伸びのいい選手は展示タイムがいいことが多い

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こちらは2016年7月のオーシャンカップ優勝戦の展示タイム。
石野貴之が節イチの船足を見せつけて優勝したが、このときもぶっちぎりのタイムが出ていた。

 

ただ、伸びの良さが必ずしも展示タイムに反映されるわけではないし、中には伸びに関係なく毎回展示タイムが悪い選手(代表的な選手が守田俊介)や逆に伸びに関係なく毎回展示タイムがいい選手もいるのでデータだけで読み切れない部分もあるが展示タイムはひとつの目安として注意したい。
伸びのいい選手は当ブログでも記事の中で紹介していくので参考にしていただきたい。

天候が荒れている(特に向かい風が強い場合)はイン不利

天候が荒れている場合はインが不利になりやすい。特にスタートに対して向かい風が強い場合はレバーを握っても加速がつかないため、助走距離の短いインコースはスタートが遅れがちになってしまう。

私の経験上風速5mを超えるときはそのレースは見送った方が無難だ。
天候状況はネットで簡単に調べられるので見ておいた方がいい。レース直前に毎回確認できれば理想だが、仕事などで忙しい時は朝まとめて舟券を購入する方が大半だろう。その時は朝の時点で天候が荒れていればその日は思い切ってやめておいた方が無難だ。それでは物足りない、という方は投資金額を低めに抑えた方が良い。
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こちらはボートレース蒲郡オフィシャルサイト。このように天候情報は必ず載っているのでチェックしたい。天候が荒れているときはレースも荒れやすいので過信は禁物だ。

まとめ

インコースの本命を買うときには常に下記項目をチェックしよう。

●わかりやすい項目…自分が買いたい選手の情報・数字に出やすいもの
・スタートが決まっているか?
・船足はいいか?

●わかりにくい項目…自分が買いたい選手の相手の情報・数字に出ていないもの

・伸びのいい選手が相手にいないか?
・気象条件は荒れていないか?