記念で6コースをどう買うべきか?実績から考えてみる

「それでもあなたは6コースを買いますか?」

少し古いのですが、マクールの4月号のタイトルです。
競艇を予想するうえで誰もが悩む6コースの絡め方。絡めば高配当、しかしやみくもに絡めても簡単には来そうな気配がない・・・。
そこで、記念で6コースをどのように買うべきか?を考えてみました。

とりあえず1着狙いはダメ マクールの訴え

中身を詳細に書けませんが、簡単にまとめると・・・
・持ちペラ廃止、出力低減モーターで伸びない
・的中率が低いうえに回収率も悪い

ということで、特に1着はまず狙えない、というのがマクールの結論です。


マクール 2016年 04 月号

一時期は阿波勝哉が記念でもチルト3度で6コースから一気のまくり、というレースをよく見ましたが最近はなくなりました。
雑誌に記載のデータを見てもやはり6コースの弱さは一目瞭然でした。

記念で2・3着狙いはあり!?準優メンバーはさらに高確率!

ただし、唯一有効な買い方として考えられているのが「記念で2・3着で買う」という考え方。
特に3着については記念ではコースごとに3着率の差がほとんどないことはよく言われています。

ということは、単純に考えて1・2着を除いた4艇で3着争いをした場合、4回に1回は6コースが絡むことになります。
そう考えるとそんなに悪い確率ではないような気がしますね。

さらに、直近3か月のSG、G1で予選を突破した準優メンバー18人の6コース3連帯率を数えてみました(予選終了時)。
*10月の福岡ダービーとびわこG1は除外しています。インが弱いためアウトがからみやすのであえて除外です。

9月  (6コース) – (3着以内)
多摩川  20走 - 12本
宮島     9走 - 6本
芦屋   14走 - 8本
常滑   11走 - 6本

10月
江戸川  18走 - 5本
住之江  16走 - 11本
徳山   15走 - 4本

11月
若松   16走 - 9本
尼崎   11走 - 2本

なんと、130走中63本が3着以内に入っています確率にして48%!
結構な確率です。ちょっとびっくりしました。
記念では思った以上に6コースは舟券に貢献しているのですね・・・

船足がいい選手ほど高確率で3着以内に入る

準優メンバーがこれだけ高確率で6コースから3着以内に入っているということは、
おそらく船足がいい選手ほど高確率で3着以内に入っていると推測できます。

もちろん予選を突破したからと言って必ずしも船足がいいとは限りませんが、傾向としてその可能性は大、ということです。
船足がいい選手ほど予選を突破しているのは間違いありません。

よって、船足が良さそうな選手は6コースでも積極的に狙っていった方が良さそうです。
見た目で良し悪しを判断するのは難しいですが、着順がまとまっている選手や展示タイムがいい選手を一つ基準にするのがいいでしょう。
現地のインタビューや選手のコメントを聞けることがあればそれが一番です。

ついでにこのブログでも好調選手をピックアップするので、よければまた見に来てください(笑)