宮島競艇G1チャンピオンカップは準優ですべてイン逃げが決まった。
2着も順当に決まって優勝戦メンバーはパワー面で劣勢の選手はいない。
今回、優勝戦のポイントは間違いなく大外の選手が握っている・・・
優勝戦の展開は6号艇・赤岩次第だ
優勝戦のメンバーを見てみよう。
(ボートレースオフィシャルウェブサイトより)
準優が内枠で決まったことで、船足に大きく差がある選手はいない。
しかし、この中でもやはり一番は赤岩善生で、連日の破格の展示タイムから間違いなく節イチと言ってよさそうだ。
そこに池田浩二・菊地孝平と続き、僅差で辻栄蔵・井口佳典・前本泰和と見ている。
このレースで最大のポイントは間違いなく6号艇赤岩のコース取りになる。
これだけ船足が出ているので当然本人はチャンスと思っているはずだ。ひとつでも内側のコースを狙ってくる可能性が高い。
しかし問題は地元の前本が5号艇にいることだ。前本にしてみれば地元G1の優勝戦でわざわざ6コースになるようなことは絶対しない。そうなると赤岩とともに動きそうだが、3号艇にも地元の辻がいるため簡単にコースを譲るとも考えにくい。下手をすると相当深い侵入になってしまう。そうなるとスタートの早い菊地や井口に展開が向いてしまう可能性も・・・
正直、このレースはスタート展示でまず赤岩がどれだけコース動く気を見せるのかを見てみないと予想しづらいレースだ。舟券を買うなら必ずスタート展示をチェックしたい。舟券を抜きに考えるなら相当楽しめるレースなのだが。
優勝戦以外で好気配の選手は!?
惜しくも優勝戦に乗れなかった選手で活躍が期待できそうな選手は、今村豊と山田康二だろう。
今村は伸び、山田は出足関係が良好で、準優11Rで二人とも一時は2着を走っていたが最後井口にかわされた。
準優がすべて順当に終わったことで上位陣はすべて優勝戦に進んでいる。となれば、二人の船足は一般戦回りの選手の中では上位だ。今村は伸びを活かしたレース、山田はF2ハンデが気になるが、展開突いての舟券絡みは外せない。