常滑競艇G1ヤングダービーは予選最終日を終了。
日に日に水面コンディションが良くなり、エンジンを仕上げてくる選手も出始めた。
今日目立った選手と、明日の準優メンバーの気配を見ていこう。
深いインから持たせる好パワー!予選トップへ 松田大志郎
今日一番目立ったのが9Rで1号艇に登場の松田。
このレースは5号艇山口がコースを取りに来ることが予想されたが、松田もインコースを譲らなかった。
その結果、とんでもない深い侵入に・・・
100Mどころか80Mを切るくらいのところからのスタートに。
普通の船足なら助走が足らずまず持たない。舟券を買っていたら目を覆いたくなるような展開だ。
そしてスタート。奇跡的に遅れずにスタートしているが、2コースが遅れて壁がない状態に。
がら空きのインコースに3・4コースが襲い掛かる最悪なパターンだ。
ところが、そんな展開をものともせず力強いイン逃げを見せてくれた。
かなりの船足でないとできないレースだ。
予選トップになるのもうなずける気配を見せてくれた。
準優勝戦の展望予想とメンバー気配
予選が終了し、準優のメンバーが出揃った。
私が見たそれぞれの気配をまとめてみた。
【10R】
(ボートレースとこなめオフィシャルサイトより)
船足の気配は以下のグループになると見ている。
【上位クラス】
篠崎仁志(1号艇)
篠崎仁志の船足についての解説はこちら
宮地(2号艇)
【中堅上位】
近江(4号艇)
尾嶋(5号艇)
【普通】
松崎(3号艇)
西山(6号艇)
ここは何と言っても6号艇西山のコース取りに注目か。
篠崎仁志は間違いなく上位の仕上がりだが、宮地も近い仕上がりだけにスタートの位置が深くなるとまくられるリスクが高まるので要注意だ。
【11R】
(ボートレースとこなめオフィシャルサイトより)
船足の気配は以下のグループになると見ている。
【上位クラス】
松田(1号艇)
和田(2号艇)
和田の船足についての解説はこちら
小坂(3号艇)
小坂の船足についての解説はこちら
【普通】
深谷(4号艇)
遠藤(5号艇)
丸野(6号艇)
ここは内枠が好気配の選手がガッチリ固めた印象だ。
内3艇と外3艇の気配面がハッキリわかれているため、上位争いは内3艇だろう。
【12R】
(ボートレースとこなめオフィシャルサイトより)
船足の気配は以下のグループになると見ている。
【上位クラス】
島村(4号艇)
【中堅上位】
桐生(1号艇)
岡崎(2号艇)
古澤(5号艇)
【普通】
上条(3号艇)
北野(6号艇)
ここは実力断然上位の桐生と岡崎が内枠を固めたレースだ。
しかし桐生の船足は初日からいい仕上がりは見られないまま。中堅上位止まりとみている。
岡崎も最終日ボートの交換で調子が崩れたようだ。
ここで怖いのは4号艇の島村だ。船足はこの中で上位だろう。
伸びに特徴があるので桐生と岡崎がいまひとつの出来ならまさかのカドから一撃があるかもしれない。
スタートがカギになりそうだ。