住之江G1高松宮記念特別競走が初日を迎えた。
ドリーム戦は松井が敗れ、太田も大敗と地元勢が苦戦する意外な出だしとなった。
果たして波乱のシリーズとなるのか?注目選手を見ていこう。
ターン回りが軽快! 下條雄太郎
8Rに登場した下條が好レースを見せてくれた。
4号艇カドからの軽快なターンは鋭さを感じる。
4コースのカドからスタートするが、決して抜けたスタートではない。
1マークはターン回りで他艇を圧倒した。
4カドからの勝利だが、スタート一気のまくりではなく内側の3艇を旋回力でまくりきっているところに注目したい。
それだけ回り足関係がいいという裏付けでもある。
明日以降も注目したい。
ドリーム戦で松井を下した篠崎元志
地元の絶対王者である松井をドリーム戦で下した篠崎も船足は良好か。
松井が本調子ではなかったとはいえ、地元のイン戦を破ることは至難。
2マークのターンの鮮やかさが目立った。
1周1マークではまくりを放ったがまくりきれず、松井と並走のまま2マークへ。
2マークは松井の内側を差し込む見事な旋回。
住之江はご存じのとおり非常に乗りにくい水面として有名で、まず選手も乗りやすさが出るような調整を重視する。
その中で2マークをこれだけスムーズに差しこめている篠崎の船足は注目だ。