琵琶湖競艇G1びわこ大賞は3日目を終了。
山口に続き、今日は深谷がFと船足のいいメンバーが脱落している。
残った上位陣にとってはチャンスのシリーズとなった。
今日は今までより比較的穏やかな天候だったためレースがしやすかった分、船足のいい選手も目立った一日だ。
今日も気になる選手をピックアップする。
道中の追い上げは実践足の良さ 長尾章平
2Rに6号艇で登場した長尾の船足が好気配だ。
6コースから1周1マークは展開がなく4~5番手だったが、2周1マークまでに3番手に浮上。
2周1マークを全速で回り一気に2番手を捉えている。
完全に並走状態に持ち込み、2マークもさらに外から全速つけまいを浴びせて逆転の2着。
力強い船足を見せてくれた。
初日から着順は3・2・2・3と1着こそないが、連を外さない走りは実践足が良好であることの証明。
船足は文句ないが、あとはスタートが課題か。ただ舟券には絡めておきたい選手だ。
強力な伸びに出足もついてきたか!? 湯川浩司
10Rにカドからまくり差した湯川のレースが強烈だ。
もともと伸びが良かったが、出足関係はいまひとつはっきりしなかった。
今日の調整はバッチリ合っていた感じだ。
伸びを活かしてスタートで先手を取りたかったがそうはいかず、横一線で1マークへ。
しかし、そこから鋭いまくり差しで展開を突いた。
波の中を抜けていく船足が力強い。
この位置になれば自慢の伸びが活かされる。2マークに行くまでにとらえて勝負ありだ。
トップ級ある伸びにこの出足なら間違いなく上位の一角に入る。
得点率も5位まで上がり、好枠取りへ明日の走りも注目だ。