宮島競艇G1チャンピオンカップは2日目に入った。
少しずつ気配上昇の選手が目立ち始めた印象だ。
特に今日は東海勢の活躍が目立った。注目選手を見ていこう。
1マーク展開切り裂く回り足は本物 池田浩二
まずはドリーム戦を制した池田の船足に注目だ。
9レースに3号艇で登場。スタートがそろった同体の1マークから展開を切り裂く見事なまくり差しを決めた。
池田のテクニックが艇界屈指であることは間違いないが
引き波を超えてしっかり出ていく船足は確かだ。
これだけシャープに間を割って入れるということは、それだけの船足があると見て良さそうだ。
強力パワーを見せつけた 赤岩善生
前評判が良かったが初日今一つ乗り切れなかったのが赤岩。
しかし今日は強力パワーを見せつけた一戦となった。
まず驚かせたのが周囲をぶっちぎる展示タイムだ。他艇が6.8前後のタイムを出しているのに対し、赤岩だけが6.68をたたき出していた。
10レース・5号艇で登場。1周目バックで山下と競り合うも、2マークでパワーを見せつける。
3号艇の後ろから差し込んで追いつく力強い船足だ。
これでリズムに乗れるか。明日以降のレースも注目したい。
競り合いで回り足の良さを証明 菊地孝平
12Rに登場した菊地も、3着に敗れたものの道中の競り合いで好気配を見せた。
5コースカドからスタートするも展開が向かず、1マークを回った段階では5番手だった。
しかし、2マークで引き波を見事に超えていくターンを見せる。
3番手を走る6号艇までとらえて競り勝ち、最終的には3着でゴール。
力強い回り足は自在に展開を突くことができる。スタートの早い菊地にはプラスになることは間違いない。